2017年3月31日金曜日

教宣部創設の経緯

 今回は、創価学会の嫌がらせ実行部隊、教宣部創設の経緯を述べる。この組織は当初、
日蓮正宗対策を目的としていたので、そこから説明したい。

 創価学会は元々、法華講(単に「講」ともいう)と呼ばれる、日蓮正宗の在家信者団体
の一つだった。余談だが、学会と双璧を為す正宗系のカルト・顕正会も、元は妙信講とい
う日蓮正宗の傘下の講だった。

 しかし、創価学会の教勢拡大に慢心した池田大作は、上部団体である日蓮正宗を、逆に
自らの傘下におこうと画策した他、本尊模刻などの教義上の逸脱を繰り返し、遂に平成3
年(1991年)に破門された。

 ただ、この際に破門されたのは、創価学会という団体であり、個々の学会員の日蓮正宗
信徒としての資格が、即座にはく奪されたわけではない。つまり、学会を通さずに直接、
日蓮正宗寺院に法事での読経などを依頼することは引き続き可能だった。

 両者の対立関係が続いていた以上、このどっちつかずの状況は、いずれ改めなければな
らなかった。そこで日蓮正宗は、平成9年(1997年)10月に、同年12月1日以降、創価学
会員は日蓮正宗信徒としての資格を消失するとの通知を送った。正宗の信徒であり続けた
いなら、学会をやめるようにと迫ったのである。

 創価学会は、日蓮正宗の総本山大石寺の大御本尊は、「幸福製造機である」と現世利益
を説きながら、一方では「大御本尊を拝まない者は地獄に落ちる」と脅して、会員を増や
してきた団体である。

 この通知を受けて、日蓮正宗との関係が完全に切れ、大石寺の大御本尊に参拝できなく
なることに不安を感じ、創価学会をやめて正宗信徒になる学会員が、相当数でると予想さ
れた。

 この事態に対応することを目的として、教宣部は創設された。実は、創価学会は正宗が
発した上記通知の内容を、事前に把握していた。教宣部が旗上げされたのも、通知が出さ
れる以前、平成9年夏である。

 ジャーナリスト・野田峯雄氏の著書に、教宣部創設に際して、第五代秋谷会長(当時)
が檄を飛ばしている内部文書が転載されているので、その一部を引用する。


> 「今回、新たに『教宣部』が設置された。方面、県、そして末寺ごとに。21世紀を前
> にして、本格的な日顕宗(対策)を進めていく。その『攻撃班』、急先鋒として、悪
> を攻め、退治するのが教宣部である。先生(池田大作さん)もこうおっしゃっている。
> 『広宣流布には、いろいろな戦いがある。世法の戦いもあれば、仏法の戦いもある。
> 最も大事な戦いは日顕宗を攻める。極悪を攻める戦い。これが仏法の戦い。この戦い
> が根本である』と。第二、第三の戦いと考えると、大きい誤りである。そこに教宣部
> のもつ使命がある。仏法上、しっかり受け止めていく。日顕宗こそが、そこが一凶で
> ある。一凶を禁ずる戦い。そこに教宣部の使命がある。広宣流布の為に、絶対に打ち
> 遂げなければならない。日顕宗との戦いである」
 (中略)
> 「だから中途半端な戦いはないのだ。源を塞ぎ、根を断つ戦いでなければならない。
> 今こそ先制攻撃をするときだ。手厳しくやろう。相手は狡猾である。創価学会に手を
> 出したらとんでもないことになる。それを骨身に染ます(染みてわからせる)までや
> る戦いである。徹底して戦えば功徳がある。やる気がない幹部がいれば排除すべきだ。
> 本部に教宣部委員会を設置し、委員長に竹入副会長、事務局に岡部学生部長……」
 (野田峯雄著『わが池田大作バッシング』より引用)

 ※ 「日顕宗」とは創価学会側が日蓮正宗を呼ぶ蔑称。創価学会を破門した日蓮正宗管
  長・阿部日顕氏にちなむ。


 秋谷会長は、創価学会と対立する日蓮正宗と、「徹底して戦えば功徳がある」と言って
いる。およそ、人を精神的に救うことを目的とする宗教団体とは思えない、好戦的な文言
である。

 現在、この好戦性の矛先は日蓮正宗のみならず、彼らが「仏敵」認定した一般人にも向
けられている。また、教宣部の具体的な活動についても、同書には記されている。


>  さて、池田大作さんたちが九七年夏に気合を入れて新設した「教宣部」は具体的に
> どのような活動をするのか。九七年九月十日付の学会・内部通達文書「日顕宗対策」
> がこう説明していた。
> (1)寺院への徹底した攻撃
>   ①寺・住職の詳細な状況把握(過去と最近の様子)
>   ②寺の定例行事の掌握 
>   ③活動家の動きの掌握
>   ④寺の機関紙の定期的な入手
>   ⑤寺のデータの管理
> (2)法華講救済運動の推進 明年3月 新客殿落慶10万登山の粉砕
>   ①脱会者の追跡調査 今どうなっているのか。
>   ②古くからの法華講の掌握
>   ③脱講の推進 登山、供養どめの推進 *青年僧侶への依頼
>   ④脱講数の報告 月2回 *月に数回、脱講デーを設けて、取り組む。
> (3)組織への啓蒙
>   ①脱会者を絶対に出さない。
>   ②日顕宗への戦いの感覚を磨き、組織への啓発をする。
>   ③武器の活用 創価新報など


 創価学会は、こうした密偵のような活動を、教宣部に所属させた末端学会員にさせてい
たのである。日蓮正宗対策として実施された上記活動を通して、社会的には歓迎されない
ノウハウを身につけた学会員は多いであろう。そしてそれが、現在の外部への嫌がらせに
も活かされているのではないか。

 特に気になるのは、(3)の②「日顕宗への戦いの感覚を磨き、組織への啓発をする」
という記述である。創価学会は、破門された直後に「脱会者は自殺するまで追い込め」と
扇動していた。

 こうした経緯をもとに考えると、「組織への啓発」とは、脱会者を嫌がらせで不幸にす
る――場合によっては自殺に追い込む――ことで見せしめにする、という含意があるので
はないかと思われる。

 教宣部は、各都道府県の学会組織に設けられた。しかも、学会が日蓮正宗から破門され
て、四半世紀が過ぎた現在も存続している。

 このような人権侵害を目的とした部門を組織内に設けている宗教組織は、一部のカルト
だけであろう。そして、その規模からいえば、創価学会こそが日本最大の反人権団体であ
るといっても過言ではない。

 創価学会は、警察やマスコミにも浸透し、このような問題が表面化することを防いでき
た。だが、インターネットが普及した現在、不都合な情報すべてを隠蔽することは、もは
や不可能である。

 教宣部の実態を知り、嫌気がさして脱会したり、活動をやめた学会員も一部にはいるら
しい。創価学会の真実を世間一般に周知させることにより、このカルトの衰退に拍車をか
けなければならない。


補足1 「一凶を禁ずる」とは

 引用中に「一凶を禁ずる」という文言があるが、この言葉は日蓮の代表的な著述、『立
正安国論』が出典である。当該部分を引用する。


>  而るを法然の選択に依って、則ち教主を忘れて西土の仏駄を貴び、付嘱を抛ちて東
> 方の如来を閣き、唯四巻三部の経典を専らにして空しく一代五時の妙典を抛つ。是を
> 以て弥陀の堂に非ざれば皆供仏の志を止め、念仏の者に非ざれば早く施僧の懐ひを忘
> る。故に仏堂は零落して瓦松の煙老い、僧房は荒廃して庭草の露深し。然りと雖も各
> 護惜の心を捨てゝ、並びに建立の思ひを廃す。是を以て住持の聖僧行きて帰らず、守
> 護の善神去りて来たること無し。是偏に法然の選択に依るなり。悲しいかな数十年の
> 間、百千万の人魔縁に蕩かされて多く仏教に迷へり。謗を好んで正を忘る、善神怒り
> を成さゞらんや。円を捨てゝ偏を好む、悪鬼便りを得ざらんや。如かず彼の万祈を修
> せんよりは此の一凶を禁ぜんには。


 読めばわかる通り、日蓮がこの文章で否定しているのは、法然の『選択本願念仏集』に
よる念仏信仰であるが、「彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには」の言い回しが
印象的だからか、創価学会員や日蓮正宗の信者は、気に入らない主張を批判する際に、し
ばしばこの表現を引用して、自説のハクづけに使う。


補足2 オウム事件の余波

 平成3年(1991年)に、創価学会が日蓮正宗から破門された直後、学会をやめて日蓮正
宗の門徒になる者が少なからずいた。この時も、創価学会は池田大作の指示により、脱会
者に悪質な嫌がらせを行った。

 しかし、平成7年(1995年)地下鉄サリン事件が起こり、警察の捜査により、松本サリ
ン事件、坂本弁護士一家殺害事件とともにオウム真理教の犯行と断定され、社会のカルト
に対する見方が厳しくなると、創価学会による脱会者への嫌がらせも沈静化した。

 その後、嫌がらせが再開されたことは、本文のとおりである。批判を受けないように、
より組織的に、そしてより巧妙に脱会者への嫌がらせを遂行することも、教宣部が設置さ
れた理由だったと考えられる。

 このように、社会から批判的な眼差しを向けられると一時的におとなしくするが、ほと
ぼりがさめた頃に、同様の悪事をより巧妙な形で再開すると言うのが、創価学会の行動パ
ターンのようである。

 つまり、奴らはバレないように上手くやりさえすれば、何をやっても構わないと考えて
いるのだ。カルトならではの無反省・無道徳といえよう。

 なお、創価学会が破門された直後の脱会者への嫌がらせについても、いずれ稿を改めて
論じる予定である。

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2017年3月30日木曜日

広宣部・教宣部が連携した嫌がらせの手口

 前回、創価学会が「仏敵」に対して陰湿な嫌がらせを行っているとのべたが、その手段
として、動かぬ証拠が残るような明白な犯罪行為がなされることは少ない。ほとんどは、
法に触れない程度の行為を執拗に繰り返し、標的を精神的に追い込むというものである。

 だが、標的の個人情報を収集するにあたっては、非合法な手段をとることもある。
 例えば、平成14年(2002年)、創価学会員でもある関連会社社員の手により、NTTド
コモの通話記録が盗み出されるという事件がおきたが、その実行犯は学会の広宣部に所属
していた。

 この事件は表向き、一部の学会員が勝手にやったこととされたが、学会の組織的関与を
疑う声は、当時から少なくなかった。真相は今も闇の中である。

 こうした、表に出た数少ない事例から推測すると、教宣部による軽微な嫌がらせを実行
する前に事前調査として、標的に気付かれないように個人情報を収集し、その際、法に触
れる可能性があるものは、広宣部員が関与しているのではないかと考えられる。

 集めた個人情報をもとに、標的と面識がない教宣部員も動員して、嫌がらせを行うので
あろう。以下にその実態についての推測を述べる。


 人間のコミュニケーションの手段は言語だけではない。図書館や映画館などで、騒がし
い人に注意を促す意味で咳払いをしたり、目上の人とすれ違った際に目礼するなどの、非
言語コミュニケーションにも重要な役割がある。

 創価学会の嫌がらせは、このような非言語コミュニケーションを、不適切な状況で行う
ことで心理的な威圧として用いるというものが多い。

 街を歩いていて、まったく面識のない人から、すれ違いざまに咳払いや目礼をされると、
大抵の人は違和感を感じると思う。もちろん、それが1、2回であれば、気のせいだと思
えばすむかもしれない。

 だが、ある日を境に、それまでに人生経験では考えられないような頻度で、このような
ことがあれば、少なからぬ人が、不審に思うはずである。不特定多数から、尾行・監視さ
れているのではないか、という不安を感じる人もいるかもしれない。

 中には、これ以外の嫌がらせ被害も相まって、疑心暗鬼が高じ、たまたま上空を通り過
ぎただけのヘリや、緊急車両のサイレンまでも自分を監視するためのものではないかとい
う、被害妄想に陥る者までいる。そして、標的をこのような状態に追い込むことこそが、
創価学会の狙いなのだ。

 実際の嫌がらせの実態は、標的の通勤・通学や買い物などの経路、生活時間を把握し、
偶然を装ってすれ違った学会員が、咳払い等で威圧するものが多い。その他にも悪口を言
いふらすなども行われる。

 このように見つかっても罪に問われにくい手法で、標的を精神的に追い詰めるのが創価
学会の手口である。

 上記に加えて、その他の陰湿な嫌がらせでも苦しめられ、疑心暗鬼に陥った被害者が、
「監視されている」と訴えても、事情を知らない人からは「心を病んでいるのではないか」
としか思われないだろう。

 現在、被害を受けている人は、気を強く持ち、理性的な判断を失わないようにしてほし
い。標的を精神病患者にしたて孤立させること、そして「学会を批判しているのは心を病
んだ人たち」と、世間に思わせることこそが、創価学会の狙いだということを忘れてはな
らない。

 嫌がらせの標的になるのは、創価学会の勧誘を断った人や、彼らの非常識なふるまいを
批判した人である場合が多い。創価学会員には常識などいっさい通用しないし、人権尊重
という観念もない。

 こうした軽微な嫌がらせの実行部隊は、創価学会内部で、〝教宣部〟と呼ばれる組織が
主である。教宣部の嫌がらせ実行者には、日中暇な専業主婦や、高齢者、生活保護の受給
者も少なくないが、彼らの風体だけを見て、創価学会を侮ってはならない。

 先に述べたように、創価学会には〝広宣部〟という、さらに違法性の高い行為を行う実
行部隊もある。そこに所属するのは専従の職員だけでなく、普段は不動産会社や電話会社
などに勤務している学会員などもおり、必要に応じて、職権で入手できる個人情報を学会
に提供し、嫌がらせなどに役立てているものと考えられる。

 創価学会の嫌がらせは、上述のような軽微なものだけにとどまらないが、彼らは長年の
経験から警察沙汰にならないように標的を苦しめるノウハウを確立しており、その実態の
解明は困難である。

 明白な証拠がない被害については、訴えても警察も動いてはくれないことが多い。被害
を受けている方は、短慮は創価学会を利するだけだということを心に留め、慎重に行動し
てほしい。

 また、現在被害を受けていない方も、いつ被害者になるかわからない。創価学会は身近
に存在する、危険で反社会的なカルトだということを忘れないでいただきたい。

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2017年3月29日水曜日

広宣部と教宣部

 創価学会は、批判的なジャーナリストや、脱会者、彼らの強引な勧誘や公明党への投票
依頼を拒んだ者、そうした学会員の非常識な行為を批判した者等を、「仏敵」と認定し、
陰湿な嫌がらせを行っている。

 このような卑劣な人権侵害の実行部隊といわれているのが、〝広宣部〟と〝教宣部〟で
ある。今回は、これらの部隊の概略について述べる。

 創価学会が、嫌がらせなどの問題行動を始めたのは、広宣部・教宣部の創設よりも、ず
っと以前のことである。昭和20年代頃から創価学会は、暴力的な折伏、買収や替え玉投票
などの選挙違反、投票所襲撃事件、批判者への嫌がらせ、批判本に対する出版妨害、盗聴
など、数限りない違法行為を行ってきた。

 しかし、広宣部・教宣部という組織を全国的に設けたことにより、嫌がらせのために、
より多くの人員を投入できるようになり、被害者の数が増えたのも事実と思われる。

 とはいえ、現状では広宣部・教宣部について、十分な情報が得られているとは言えない。
現時点で書けることは限られているが、被害にあっている方、創価学会の邪悪なカルトと
しての本性を知りたい方の、参考にしていただければ幸甚である。


○設立時期と当初の目的

広宣部・・・昭和63年(1988年) 顕正会の実態調査を目的として設立
教宣部・・・平成9年(1997年) 脱会者が日蓮正宗に移ることを防ぐために設立


○表向きの役割

広宣部・・・顕正会や日蓮正宗との議論

 ※ 顕正会・日蓮正宗は、創価学会と教義が似ているので、学会員はそれらの教団の勧
  誘の標的になりやすい。大半の学会員は、それらの教団と議論しても勝てないので、
  広宣部員が対応する。

教宣部・・・脱会を希望する学会員や、脱会して日蓮正宗へ移った元学会員への説得

 ※ 「説得」といっても、連日のように自宅に押しかけて来るなど、かなり迷惑な手段
  をとることもあるらしい。


○構成員

広宣部・・・主として男子部創価班から選抜される。
教宣部・・・男女を問わず成年会員から選抜される。
(広宣部と教宣部、両方に所属する者もいる)

 ※ 創価班は、学会施設でイベントがある際、会場の整理・警備を行なうグループ。
   男子部(学生を除く、40歳未満の男性)から選ばれる。


○活動の実態(表向きの役割を除く)

広宣部
・日蓮正宗、顕正会、共産党など対立する団体の会合などに潜入するなどの情報収集
・対立する団体を批判するビラの配布
・「仏敵」認定した標的の個人情報収集(尾行、盗撮、その他の違法な手段も含む)
・「仏敵」への嫌がらせ(違法性が強いもの)

教宣部
・日蓮正宗寺院の偵察・情報収集(法に触れない程度のもの)
・「仏敵」への軽微な嫌がらせ(法に触れない程度のもの)


補足

 創価学会・顕正会は、元は日蓮正宗の「講」と呼ばれる在家信者団体だった。顕正会は
昭和49年(1974年)、創価学会は平成3年(1991年)に、それぞれ日蓮正宗から破門されて
いる。

 現在は両教団とも、日蓮正宗は本来の教義から逸脱したと批判し、自分たちだけが日蓮
の教えを正しく継承していると主張している。

 とはいえ、創価学会も顕正会も、日蓮を「末法の御本仏」とする教義を日蓮正宗から受
け継ぎ、日蓮正宗の法主が書写した本尊やその複製を、信仰の対象としていることに変わ
りはない。

2017年3月28日火曜日

創価学会とオウム真理教

 前回、創価学会が他のカルト宗教に小さからぬ影響を与えていることをのべた。今回は、
サリン事件などのテロを引き起こしたオウム真理教と、創価学会の類似点について述べる。

 オウムが引き起こした凶悪事件の数々については、ほとんどの方がご存知なので詳述は
しない。しかし、オウムの疑惑がマスコミを賑わせていた当時、そのスポークスマンであ
った上祐史浩は、「拉致やサリンなど、一連の事件を起こした真犯人は創価学会」などと
主張していた。

 上祐の主張は言いがかりであるが、麻原彰晃は池田大作を「仏敵」認定し、オウム信者
にサリンで暗殺させようとした。オウム真理教が創価学会を強く意識していたことは事実
である。

 麻原彰晃と池田大作の言動には、少なからず似ている点がある。麻原はかつて、「私は
信仰的独裁者に、世界の独裁者になろうと考えている」と述べていた。

 池田も「今、世の中は個人主義、自由主義になっているが、本当は全体主義は一番理想
の形態だ」とか、「私は、日本の国主であり、大統領であり、精神界の王者であり、思想
文化一切の指導者・最高権力者である」などと妄言している。

 また、麻原は「最終解脱者」を自称しながら、複数の女性信者と関係を持っていた。こ
の点も、自らを「末法の御本仏」として崇拝させながら、女性信者に手をつけまくった池
田大作そっくりである。

 オウム真理教と創価学会の共通点は、教祖の言動の外形的類似だけではない。信者に多
額の金をお布施させたり、教祖への絶対服従を求める教義も共通している。

 これらは、私の個人的な思い込みではない。学会ウォッチャーとしても知られるジャー
ナリスト・内藤国夫氏のレポート「オウムは創価学会に似ている」(文藝春秋編『「オウ
ム事件」をどう考えるか』所収)から、元学会員がオウムと創価学会の類似点について指
摘している箇所を、以下に引用する。

> 「やることは同じなんだねえ」と、創価学会脱会者の多くがこもごもに感想を寄せる。
> 「池田サンは〝師匠の私に呼吸を合わせるのが大切〟とか〝師匠とは感応妙で〟と、
> 口をすっぱくして説いた。脳波体験の大作版と言っていいでしょう」
> 「自分が口をつけたものをお下げ渡しする。北条浩会長(当時・故人)なんかも、池
> 田氏食べ残しのカレーライスやうどんを〝先生の福運をいただく〟と言ってよく食べ
> させられた。血までは飲まされなかったけれどもね」
> 「マインドコントロールのために、信者を集団催眠にかける点でも、似たものを感じ
> させられる。もっとも、創価学会は音楽祭や文化祭などで集団催眠を施すにとどまり、
> オウムのように、クスリや注射を使ったりすることはなかったが……」
> 「似ているという点では、高学歴の青年をかき集め、手駒として使う人材起用も、よ
> く似てますね。オウムでは大学院修了の物理・化学の専門家、研究者が目立つけど、
> 池田サンも早い段階で東大に法華経研究会を作らせたりして、東大卒業の若手を幹部
> に登用するのが好きだった。低学歴の自分が東大卒のエリートをあごで使うと悦に入
> っていたのが思い出されます」


 だからといって、創価学会がオウム真理教のように暴発し、クーデターを実行しようと
するなどということはさすがにありそうもない、と私も思う。だが、絶対にないとまでは
言い切れない。批判本の中から、創価学会の武装蜂起の可能性が述べられた記述を、以下
に引用する。


>  池田氏は「内部はどこまでも革命児でなければならない」という考え方の持ち主で
> ある。(中略)いざというときには、日本占領のためにクーデターもやりかねない怖
> さがある。
>  実際、一九七一(昭和四六)年頃、青年部の最高幹部の間で過激なクーデター計画
> が話し合われていたという証言もある。学会の人材を密かに送り込んで、自衛隊と放
> 送局、電波を全部押さえ、クーデターを決行するという内容だったらしい。
 (矢野絢也著『黒い手帳 創価学会「日本占領計画」の全記録』より引用)


>  ある元学会幹部が言う。
>  「天下を取ってどうしても歴史に名を残したい池田は、最終的には〝平成法華の乱〟
> を考えていると思う。あのオウムですら、ロシアから武器を調達して武装蜂起に走っ
> たわけですよ。これが学会だったら、『池田先生のために死ぬ』という戦闘要員が、
> 男子部だけでも二十‐三十万人はいますし、(中略)池田がひとこと『武器を持って
> 立ち上がれ、日本を制圧しろ』と言えば、いつでもクーデターが起こせますよ。
 (中略)
>  そこで、『ノーベル平和賞』が重要な意味を持ってくるんです。まあ、武装蜂起ま
> でいかなくても、仮に将来的に国家権力から弾圧を受けて、外国に亡命する場合、ノ
> ーベル平和賞受賞者の受け入れを拒否する国がありますか。彼にとっては、ノーベル
> 平和賞も個人の名誉欲だけではなく、天下取りの、そして、自分が生きのびるための
> 〝道具〟でしかないんですよ」
 (古川利明著『カルトとしての創価学会=池田大作』より引用)


>  日本列島には池田大作さんほどの武闘熱望的日和見症候群にかかっている人(要す
> るに突発戦争好き)は存在しないのではないだろうか。麻原彰晃なんかとは金力や体
> 力がずいぶん違う。
>  彼らはかつて東京都新宿区信濃町に銃や日本刀やドスの武器庫を隠しもっていたこ
> とがあるという(内部証言)。今日、学会員たちが発砲事件などをあちこちで起こし
> ている点も脅威だ。また、彼らは日常的かつ組織的に一般市民をどんどん尾行し、監
> 視し、脅しまくる。
 (野田峯雄著『わが池田大作バッシング』より引用)


 現在の〝死に体〟の池田氏に、クーデターを起こすことなどできないだろうし――私個
人としては是非ともそうあってほしい――現在、学会の実権を掌握している原田会長や谷
川副会長らには、学会員に命を賭けさせるようなカリスマ性はない。

 だが、創価学会員の「日常的かつ組織的に一般市民をどんどん尾行し、監視し、脅しま
くる」という反社会的体質は健在である。今被害を受けていない人も他人事だと思わず、
警戒を忘れないでほしい。

 創価学会の元中堅幹部、小多仁伯氏は、著書『池田大作の品格 PARTⅡ』で、こうした
学会の反社会性の元凶は「池田イズム」にあるとし、「池田大作が死んでも、一度マイン
ドコントロールの呪縛にあった人間は、簡単に解放されないため、『池田イズム』を己が
使命として邁進する人生を選択する」と警鐘を鳴らしている。

 池田大作の存在感が低下していくとともに、彼らの反社会性も鳴りをひそめてくれれば
と期待していても事態は変わらない。邪悪なカルトには屈しないという意思を持って、立
ち向かい続けなければならない。

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憧れの池田センセイ

 創価学会は日本最大の新興宗教であり、池田大作はその事実上の教祖だが、排他的・独
善的と思われがちな創価学会や池田の影響力は、意外にも宗教界においては広範なもので
あるらしい。

 宗教学者・島田裕巳氏の著書『創価学会の実力』によると、創価学会を脱会した元学会
員の中には、他の新興宗教に潜り込み、幹部になりおおせている者や、自ら教祖として新
教団を立ち上げた者までおり、学会の影響力を受けた新興宗教は少なくないという。

 島田氏はそのような宗教団体の例として、千乃正法(別名:パナウェーブ研究所)が用
いる「正法」という宗教用語の起源が、創価学会にあると述べている。


>  千乃正法の場合には、高橋信次を創立者とするGLA(God Light Association)の
> 影響を強く受けており、その宗教世界はほとんどがGLAの真似である。正法という
> ことばも、高橋が強調したものである。高橋には全部で一〇人の兄弟姉妹がいたが、
> その多くは創価学会の会員だった。高橋は、そうした家族の影響で、正法ということ
> ばを使うようになったものと思われるが、それが千乃正法にも受け継がれたわけであ
> る。

 ※ 千乃正法(別名:パナウェーブ研究所)は、平成15年(2003年)「スカラー電磁波
  を防ぐため」と称し、白づくめの格好をして集団でたむろするなどして、世間を騒が
  せた。


 同書には別の例として、次世紀ファーム研究所というカルトも挙げられている。この団
体の代表、堀洋八郎氏は元創価学会員で、宗教団体を立ち上げるにあたり、創価学会で学
んだことを大いに役立てたようである。


>  最近の例では、その施設のなかで中学一年生の少女が死亡したことから注目を集め
> た、堀洋八郎という人物が代表をつとめる次世紀ファーム研究所の例がある。
 (中略)
>  研究所の元信者は、堀には創価学会で活動していた経験があり、池田のようになり
> たいと述べていたと証言している。堀自身も学会員であったことは認めている。
 (中略)
>  ところが、堀が三十五歳のとき、彼の恩師である原島嵩・元創価学会教学部長が池
> 田に反旗を翻し、学会を辞めると、堀自身も学会を辞めた。それでも堀は、自分の現
> 在の活動のルーツは学会にあったとし、「宗教(団体)としての運営方法やカネの集
> め方、信者勧誘などの基礎は学会で学んだ経験が生きており、宗教家としてのルーツ
> は学会にあるといえます。池田センセイのカリスマ性、講演などは本当に勉強になっ
> た。いまは主張が違いますが、池田センセイは一つの目標。憧れです」と語っている
> (『フライデー』二〇〇五年八月十九・二十六日合併号)。


 また、2ch等、ネット上では創価学会とよく比較されるカルト、幸福の科学も、実は創
価学会の影響を受けているらしい。大川隆法が池田大作の守護霊とやらを呼び出したのも、
故あってのことなのかも知れない。


>  私は、一九九一年にテレビのワイドショーで、幸福の科学の幹部と幾度か論争をし
> たことがあるが、当時、幸福の科学のナンバー2と言われた人物は、創価学会の元会
> 員だった。その幹部は、私との論争のなかで、「文証、理証、現証」ということばを
> 頻繁に使った。その時点で、私はまだ創価学会について詳しいことを知らなかったの
> で、即座には理解できなかったが、やがてそれが創価学会で頻繁に使われることばで
> あることを知った。こうした例は決して珍しいことではない。

 ※ 「文証、理証、現証」とは、創価学会員がしばしば口にする言葉である。学会員は、
  特に「現証」という言葉をよく使うが、これは「現世利益または罰があったという確
  証」といった意味である。


 このように、創価学会は他の多くの新興宗教、カルトにとっての「お手本」となってい
るのであり、中でも池田大作は、他のカルトの教祖からも「目標。憧れです」と言われる
ほど、尊敬されているのである。さすが、マハトマ・ガンジー、キング牧師と並び称され
る、偉大な宗教家と敬服せざるを得ない。

 学会の第一庶務にお気に入りの女性を集めたハーレムをつくり、「広宣流布のため」と
の名目で学会員から搾り取った金で、自分専用の豪華別荘をいくつも建てるなど、欲望の
赴くまま、やりたい放題やってきた池田大作は、ある種の人たちにとっては見習うべき模
範なのだ。

 さまざま悪影響を広く及ぼし、社会に害悪をまき散らし続ける創価学会の反社会性は、
想像以上に悪質なもののようである。日本社会には不要の存在と言わざるを得ない。さっ
さと滅んでほしい。


補足 島田裕巳氏について

 著名な宗教学者であり、創価学会についての著作も少なくない。島田氏の学会について
の著書は、ジャーナリストの書いた本と比べると、どぎつい暴露などの刺激に欠ける一面
もあるが、それは学者である氏がセンセーショナリズムに流されることなく、学問的誠意
と慎重さをもって執筆していることの表れでもあるのだろう。

 島田氏の学会についての著作だけでなく、その他の宗教に関する著作からも、私は多く
のことを学ぶことができたと思う。

 島田氏の学会に関する著書の中で、私が特にお勧めしたいのは、『民族化する創価学会』
である。この本には、学会がかつて属していた日蓮正宗の総本山大石寺の大御本尊が贋作
ではないか、という疑惑についてもかなり詳しい解説が述べられており、興味深い内容だ
った。

2017年3月27日月曜日

『週刊金曜日』の創価批判記事について

 遅まきながら、『週刊金曜日』2017年3月17日号の創価学会批判記事を読んだ。この記
事の執筆者は、創価大学の元非常勤講師で、現在も創価学会員だという氏家法雄氏、内容
は公明党が「共謀罪」を容認しようとしていることへの批判である。

 氏家氏は、現在国会で審議中の「共謀罪」は、内心の自由を奪うものであり、戦時中、
治安維持法で弾圧された経験を持つ、創価学会・公明党は反対するべきだと主張している。

 公明党の政策に異議を唱える氏家氏は、創価学会内部における反体制派と呼べるかもし
れない。しかし、その彼も学会において、「永遠の師匠」とされる、牧口常三郎、戸田城
聖、池田大作の初代から三代までの会長については、学会によって捏造された虚像を無批
判に受け入れており、骨の髄までマインドコントロールされているようである。

 その事を示すために、記事の一部を引用する。


> 過酷な獄中闘争でも節を曲げることなく、牧口は73歳で獄死。日本の宗教界の多くが、
> 聖戦遂行の精神的支柱たる国家神道に翼賛していく中で、思想・信教の自由の蹂躙に
> 憤然と反対し、平和実現への宗教的信念を断固として曲げなかった牧口・戸田の崇高
> な精神は、日本宗教史においては、稀有なる軌跡となっている。


 牧口常三郎が、治安維持法違反で逮捕され、転向することなく獄死したのは事実であり、
彼が日蓮正宗への信仰に殉じたことは疑いない。

 だが、「思想・信教の自由の蹂躙に憤然と反対し、平和実現への宗教的信念を断固とし
て曲げなかった牧口・戸田の崇高な精神」というのは、ただの世迷言である。

 牧口・戸田が逮捕されたのは、反戦平和を唱えたからではない。
 そもそも、戦時中の創価教育学会の座談会は、宮城遥拝、戦勝祈願から始められていた。
また、靖国神社に参拝していた牧口が、国家神道への反対を貫いたというのは無理のある
主張である。

 牧口・戸田が治安維持法違反に問われたのは、「国をあげて日蓮正宗に帰依しなければ、
戦争には勝てない」と主張し、当時、全戸に配布されていた神札の受け取りを拒否したた
めだったが、捜査を受けるに至った直接のきっかけは、学会員による強引な折伏を受けた
被害者が、警察に届け出たからだった。

 「思想・信教の自由の蹂躙」そのものである強引な折伏は、牧口以来、現在の創価学会
に至るまで、連綿と受け継がれている。

 引用を続ける。


>  牧口らの戦時下抵抗の意義は二つある。一つは、権力によって信仰そのものが歪め
> られてしまうことへの内在的抵抗である。そしてもう一つは、信仰が生命の尊厳を説
> く以上、信仰を受容しているしていないにかかわらず、生命を破壊しようという権力
> の魔性への必然的な外在的抵抗となっていることである。二つはともに信仰を源とす
> るが、人権という普遍的な視座を含んでいることに留意したい。戸田の地球民族主義
> や池田の平和思想も、これを原点としている。


〝人権という普遍的な視座を含む信仰を原点とする池田大作の平和思想〟とは、いったい
何を指すのであろうか。よもや「仏敵は野たれ死ぬまで攻め抜け」とか、「脱会者は自殺
に追い込め」といったアジテーションのことではあるまい。

 かつて、池田大作が創価学会の顧問に任じた、塚本素山という人物がいる。この人物は、
児玉誉士夫とも親交がある右翼の大物だったが、実はベトナム戦争当時、南ベトナムに軍
需工場を作って弾薬を供給していた〝死の商人〟でもあった。

〝死の商人〟を顧問に任命する平和思想家など、ブラックジョークでしかない。池田大作
の平和主義は、ノーベル平和賞受賞工作の一環としての偽装に過ぎないのだ。

 氏家氏や、『実名告発 創価学会』を出した三人組などは、〈今の学会は本来のあり方か
ら逸脱しているだけで、池田大作を師と仰ぐ、本来の姿に立ち返れば健全に団体になる〉
と考えているようだが、私に言わせれば、創価学会の本来の姿は、一貫した反人権団体、
エセ平和団体であり、邪教カルト以外の何ものでもない。

 学会内にも、現在の公明党・創価学会に批判的なグループもあるようだが、その連中に
しても、池田大作を崇め奉り、信教の自由という基本的人権を侵害する強引な折伏を正し
いことだと信じ込んでいることには変わりなく、こうした組織内の反体制グループが学会
を健全化させる自浄作用を担いうる存在になることは、まったく期待できない。

 そもそも創価学会には、かつて「健全な宗教団体」であった過去など、一度もないのだ
から、言わずもがなのことではあるが。

 やはり外部の人間が、「創価学会は異常で、反社会的なカルトだ」と、訴え続ける必要
があるのだ。そのことを再確認したこと以外に、この記事から得た収穫はなかった。

 読んでいない方のために助言するが、はっきり言ってこの『週刊金曜日』の記事は、お
金や時間を費やしてまで読む価値のある文章ではない。


補足 共謀罪等についての私見

 私自身は、共謀罪に反対しているわけではない。
 もちろん、人権を制約する可能性がある立法については、国会で慎重に審議されるべき
だが、〝犯罪の謀議を行う自由〟が擁護に値する人権だとは、私は思わない。

 また、戦時中、戦勝を祈った人々を、そのことだけで非難するつもりもない。
 先の大戦において、日本に疑う余地のない正義があったとまでは思わないが、一人の日
本人として祖国の勝利を祈ることは、ごく自然な感情として理解できるし、それ自体、目
くじら立てて批判するほどの問題ではない。

 だが、池田大作のように、創価学会が戦時中、戦勝祈願を行っていた事実を隠蔽して、
一貫して反戦団体であったかのように嘘をつき、自らの平和運動家としての声望を高めよ
うと画策するような輩は、詐話師と断ずるべきである。

2017年3月26日日曜日

公明党による口利きの代価

 前回、公明党議員による創価学会員への生活保護受給等に関する、口利きによる不正な
利益誘導について述べたが、こうした実態を知ると、中には創価学会に入って生活保護を
もらおうという、不心得な者も出てくるかもしれない。だが、それは賢明な選択ではない。

 なぜなら、学会の世話になると、財務や聖教新聞の購読等での貢献を求められることに
なるからである。『創価学会財務部の内幕』には、「会員たちが集会で聞かされた幹部の
話」として以下の記述がある。

> 世界広布にはお金がかかるが、財務や新聞(注=「聖教新聞」のこと)などでは全然
> 足りず、全部、池田先生がお金を出してくださり、申し訳ないことです。
> 私たちも精いっぱい頑張って出しましょう、と常々聞かされました。
> ①地区幹部以上は一人二けた以上するように。
> ②小児、学生といえどもお年玉の預金、バイトのお金を出して福運を積ませて上げる
>  ように。
> ③生活保護を受けている人には、しっかり財務をさせて宿命転換をさせるように。


 子供のお年玉や生活保護まで毟り取ろうとするとは、呆れた銭ゲバぶりである。
 また、公明党で地方議員・衆院議員を歴任した大橋敏雄氏も、著書でこう述べでいる。


>  創価学会のなかには、貧しい困った人たちが少なくありません。公明党議員の日常
> 活動は、こうした学会員の面倒を見ることに大きな労力をさかれます。とくに、生活
> 保護、医療扶助、母子家庭など、生活困窮者に対する国の保護の斡旋は、公明党議員
> の場合、他党の議員に比べて圧倒的に多いのです。

>  財務のためのサラ金地獄へ

>  創価学会は、こういう家庭からも容赦なく収奪します。「聖教新聞」や「大白蓮華」
> 等を多部数購入させ、財務も目いっぱい出させるよう幹部が指導します。さからえば
> 生活保護を止められるかも知れない、との懸念から、苦しい生活の中から血の出るよ
> うな思いで、財務を出した多くの家庭の例があります。
> 東京都杉並区に住む一老婆は、毎年数十万円の財務を、「仏様への御供養だから」と
> 幹部にいわれて、続けてきました。今年は百万円を予約していましたが、直前に病院
> に入院しました。この老婆の百万円はまさにトラの子の、最後の残された唯一の財産
> だったのです。
>  ところが創価学会の幹部は、なんと入院先の病院にまで押しかけてきて、「約束の
> 財務百万円は必ず出すように」と強要したのです。恐るべき集金体質ではありません
> か。
 (中略)
>  どうしてもカネが工面できない人の行きつくところは、サラ金などの高利のカネを
> 借りるところです。サラ金で借りてまで財務に応じるなど、一般の人々は信じがたい
> でしょうが、まぎれもない事実です。
>  最近は、サラ金で借金をしてクビが回らなくなる末端学会員が非常に多く、たとえ
> ば京都のある機関に、サラ金地獄の悩みを訴えてきた人の七割が創価学会員であった、
> という事実があります。
 (大橋敏雄著『〝吹けば飛ぶ男〟の奮戦記』より引用)


 学会員は、「創価学会は助け合いの組織」とのたまう。それが事実ならば麗しいことで
ある。しかし、実際には創価学会の「助け合い」には高くつく代価が求められるのだ。

 貧しく困窮している人々のために、便宜を図るように見せかけながら、裏では金銭を搾
り取る。これほど悪質な行為が許されていいのかと、憤るのが真っ当な人間であろう。

 話は変わるようだが、日蓮遺文の一つに『三大秘法抄』というものがある。この遺文は、
日蓮が末法にふさわしい信仰のあり方として考えた三つの「秘法」、すなわち本門の本尊、
本門の戒壇、本門の題目について述べたものである。創価学会はかつて、日蓮正宗の信徒
団体だった頃に、その「秘法」の一つである「本門の戒壇」の具現化として、大石寺の正
本堂を建立した。

 そのような重要教義である「三大秘法」だが、昨今の創価学会では、学会員にとって重
い負担となっている以下の慣行が、それにちなんで「三大悲法」と呼ばれているという。

1、財務
2、聖教新聞の販促活動・多部数購入(マイ聖教)
3、公明党の選挙運動(いわゆるF取り)

 聖教新聞の販促活動は、新聞販売店のみならず、活動家と呼ばれる一般学会員も貢献を
求められるが、信者でもない外部の者が聖教新聞など、金を出してまで取るはずもなく、
学会員が自腹を切ることも少なくないという。世間一般でいう「自爆営業」だが、創価学
会においては「マイ聖教」と呼ばれている。

 F取りにも、交通費や通信費など少なくない経費が必要だが、当然、これらも学会員の
自腹である。「三大悲法」という言葉には、末端学会員の悲嘆が凝縮されているようだ。

 以上で見てきたように、創価学会や公明党は弱者の味方を装っているが、その実態は、
「搾取的」と言うほかない。このようなロクでもないカルトには、一刻も早く滅びてほし
いものである。


補足1

 引用中に「全部、池田先生がお金を出してくださり、申し訳ない」との記述があるが、
池田大作が私財を投げ打って、学会の布教活動をまかなっているというのは、学会内では
よく知られ、信じられている伝説の一つである。

 この伝説の内容は、おおむね次のようなものである。
〝池田先生は、たくさんの本を執筆されているので多額の印税収入があるが、その全額を
広宣流布――布教活動のこと――のために寄付し、聖教新聞社の給料、25万円だけで、妻
と三人の息子の家族の生活をまかなっている。しかも借家住まいなので、実質の生活費は
10万円ほどしかない〟

 確かに、池田の代表作である『人間革命』第二巻のあとがきには、「印税を、広宣流布
のために寄付させて頂いたことを御報告しておく」と、述べられている。

 この美談がすべて事実なら、まさに模範的な清貧の指導者だが、この伝説は、池田大作
の他の多くの虚飾と同じく、まったくの作りごとである。

 そもそも『人間革命』を実際に執筆したのは、篠原善太郎氏である。ゴーストライター
に書いてもらった本の印税を、自分の名義で実際に寄付したのだとしたら、それはただの
売名行為であろう。

 今までこのブログで述べてきたように、池田大作は貧しい学会員から、財務等で搾り取
った金で、自分専用の豪華施設を数多く建設させていた。

 また健在だった頃は、毎年のように海外へ出かけていたが、その際には、専属の料理人
や美人の女性通訳など、大勢の取り巻きを引き連れていた。大名旅行そのものである。

 〝清貧の指導者〟という池田大作の化けの皮は、多くの元学会幹部の暴露により、とっ
くの昔に剥がれ落ちているのだが、学会員はそうした暴露はすべてウソと洗脳され、今も
少なくない者が上記の伝説を信じている。


補足2

 『三大秘法抄』は正しくは『三大秘法稟承事』という。実はこの遺文には、日蓮の真筆
が現存せず、真贋論争に決着がついていない。

 ただ「三大秘法」に類する考え方は、『報恩抄』(真蹟曽存)という別の日蓮遺文にも
記されているので、「三大秘法」がまったく出鱈目の教義というわけではない。

 だが「霊山浄土に似たらん最勝の地を尋ねて戒壇を建立すべき」と、具体的な記述があ
るのは、『三大秘法抄』だけである。

 「霊山浄土に似たらん最勝の地」とは、富士山麓のことと解されていたので、創価学会
は静岡県富士宮市にある大石寺に、三大秘法の戒壇として正本堂を建立した(昭和47年竣
工)。

 つまり創価学会は、本当に日蓮の真意が記されたものか否か、断定できない文書の記述
に基いて、「正本堂建設のため」と称し、学会員から多額の金を集めたのである。

 しかもその正本堂は、建立された当時は「千年はもつ」などと喧伝されていたのに、創
価学会が破門された後に、日蓮正宗により取り壊され、現在は存在していない。いかにも
インチキ宗教らしい話である。