2018年11月25日日曜日

創価批判コピペ集‐⑪(「創価学会の『学会活動』」他)

◇◆◇ 創価学会の「学会活動」 ◇◆◇

創価学会では「学会活動」と称して、各種の集会等の行事を毎日のように実施している。
活動に熱心な学会員を「活動家」といい、逆に不熱心な者は「未活・非活」と呼ばれる。

・座談会・・・地域の学会員が集合して、信心により得られたご利益について報告する。
 一般人を誘い込み、集団で取り囲んで「地獄に堕ちる」と脅し入信を迫ることもある。

・唱題会・・・大勢で集まり「南無妙法蓮華経」を唱える。一人より効果があるらしい。
・勉強会・・・『人間革命』や『日蓮大聖人御書全集』を参照して、教義の勉強をする。

・新聞啓蒙・・・聖教新聞の拡販活動。ノルマを達成できず、自腹で複数とる者も多い。
・家庭訪問・・・未活・非活の学会員宅を訪問し、学会活動に参加するよう執拗に促す。

選挙前は、選挙運動にも動員される。学会活動の主な担い手は婦人部だが、家事や育児
そこのけで活動に没頭する者もおり、学会員の家庭に問題児童が多い原因となっている。



創価学会の非公然活動部隊

創価学会には「教宣部」「広宣部」という、脱会者への尾行・監視などの、非公然活動を
行う組織が存在する。これらは表向き以下のような活動に従事していることになっている。

教宣部・・・脱会を希望する学会員や、脱会して日蓮正宗へ移った元学会員への説得工作
広宣部・・・顕正会や日蓮正宗との法論(創価学会・顕正会は元々、日蓮正宗の信者団体)

※ 日蓮正宗や顕正会と創価学会とは教義が似ているので、互いに信者を奪い合っている。
教宣部・広宣部とも表向きの顔とは異なる裏の顔があり、そちらが本当の存在理由である。

教宣部・・・日蓮正宗の情報収集、仏敵への軽微な嫌がらせ(法に触れない程度のもの)
広宣部・・・顕正会・共産党の情報収集、仏敵への嫌がらせ(時として違法行為も行う)

創価学会は批判的なジャーナリスト、一般市民、脱会者などを「仏敵」認定し、上記組織
に所属する信者を動員し、陰湿な嫌がらせを行なっている。これは明白な人権侵害である。



解説

 信教の自由は、憲法が保障する基本的人権であり、すべての人に認められている権利で
ある。当然、創価学会員にも認められている。

 だから、学会員が第三者の迷惑にならない唱題会や勉強会を、「学会活動」の一環とし
て行っているだけならば、それを非難することは適切ではないだろう。

 しかしながら、上述したように「学会活動」の主要な担い手である専業主婦が、それに
忙殺され、家事や育児をおざなりにしがちなことが、学会員の家庭に問題児童が多い一因
となっているとの指摘もある(この点については、別の機会に論じる予定である)。

 「学会活動」には他にも問題点がある。「学会活動」の中には、強引な折伏やしつこい
投票依頼も含まれており、そうした行為の標的とされた人のほとんどが迷惑に感じている。

 創価学会員は「唯一の正しい宗教」を標榜しているだけあって、独善的な態度を取る者
が多く、他者の信教の自由・投票の自由を尊重しようとする姿勢が希薄と言わざるを得な
い。創価学会が嫌われるのは、故なきことではないのである。

 はた迷惑な「学会活動」の中でも、特に問題なのが広宣部・教宣部という非公然活動部
隊が行っているスパイまがいの行動である。

 広宣部・教宣部については、創価学会が厳重に秘匿しているため、不明な点が多いが、
批判本や学会員が開設したブログ等によって、その実態は少しづつだが明らかになってき
ている。そうした記述の一部を引用する。


>  フリージャーナリストの乙骨正生氏が創価学会と同青年部幹部を名誉棄損で訴えた
> 裁判(乙骨氏勝訴、2011年)ではこんなことがあった。青年部は日常的に乙骨氏ら学
> 会に批判的な人の経歴や動静を調査・把握し部員に周知させているのかという原告側
> 弁護士の質問に、証人として出廷した聖教新聞記者は「原告に限らずやっている」と
> 胸を張って証言をしたのだ。世間ではこれを「スパイ行為」と呼ぶ。
 (柿田睦夫著『創価学会の〝変貌〟』より引用)


 他の批判本から得た情報によると、実際に批判的なジャーナリストに対する監視等を行
っているのは、青年部――成年かつ学生を除く40歳未満の学会員をいう――の中から選抜
された広宣部らしいが、一般の学会員の中にはそのような組織があることじたい知らず、
「創価学会がスパイやストーカーのようなことをするはずない」と信じている者もいる。

 創価学会で地区婦人部長を務めていたという、まあちさんのブログ「創価学会やめたる
ぞー!」によると、「創価学会はストーカー組織」と言われていることに対し、まあちさ
んは「んなわけないじゃん! そんな暇ないわ!」と思っていたが、実際に自分の夫が男
子部の活動として、日蓮正宗寺院の監視をさせられていることを知り、「この男子部の行
為は日蓮正宗側からしたらストーカーですわ」と認識を改めたという。

 たいていの学会員は「たとえ何があろうとも、創価学会は絶対に正しい」とマインドコ
ントロールされ、思考停止に陥っているため、創価学会の反社会的実態について知っても、
無理に「そんなのウソ」と思い込もうとするか、「創価学会に敵対する奴は懲らしめられ
て当然」と考えるかのどちらかである。

 残念ながら、まあちさんのような方は少数派であろう。創価学会とは、まともな神経を
持った人間にとっては、耐えがたい組織なのである。 

 創価学会員であっても常識のある人は、その異常性に気づいて活動を止めたり、脱会し
たりする一方、創価学会の中だけで純粋培養され、一般社会からどのように見られている
か意に介しない者ほど学会活動にのめり込み、当人も組織もより非常識になってゆく。ま
さに悪循環である。

 だからといって、この循環を断ち切ろうとすれば、組織そのものが成り立たなくなるだ
ろう。創価学会の非常識さは、かくも根深いものなのである。

 すべての創価学会員が、マインドコントロールから覚醒し、自らの迷惑行為を反省する
日が来ることがあり得るのだろうか。そう考えると暗澹とせざるを得ない……。


 ※ 広宣部・教宣部については、批判本から知り得た情報を以前まとめている。興味が
  ある方は以下もご覧いただきたい。

  広宣部と教宣部

  広宣部・教宣部が連携した嫌がらせの手口

  教宣部創設の経緯

  広宣部の実態