池田大作の人となりを物語る逸話は数多いが、中でもマスコミが何度も取り上げ、世間
の注目を集めたのは、その常軌を逸した色狂いぶりである。
全国各地にある創価学会の施設には、池田専用の豪華な部屋が作られており、池田がそ
こに泊まる際には、表向き「秘書」ということになっている女性二人も同行し、「奉仕」
していたとか、池田が地方に視察等の名目で訪れる際には、現地の女性学会員が性接待し
ていたとか、池田の〝お手つき〟になった女性の中には、その後、公明党の国会議員に出
世した者もいるとか、この種の話は枚挙にいとまがない。
健康な頃の池田大作の性欲は、それこそバケモノじみたものだったのである。今回は、
池田と関係した女性の中から、特に有名な二人について述べる。
上田京子氏(旧姓宮本)は、もともとは大手出版社に勤務していたのだが、その美貌を
気に入った池田大作が、創価学会の財力・組織力を利用して家族ぐるみ口説き、モノにし
た。元公明党都議会議員・藤原行正氏が「週刊文春」(1988年9月1日号)に発表した手記
に、そのいきさつが記されている。
> 彼女を女子部の会合で見初めた池田は、北条浩(前会長)に、「あれを本部に入れ
> よ。第一庶務にする」
> と命令した。早速北条氏は彼女に会い、会社を辞めて、学会本部に入るように勧誘
> した。
> しかし彼女は当時の勤務先でとても大事にされていたので、会社を辞めるとは言い
> 出しにくかった。そこで北条氏はこれも池田の指示により、宮本京子さんの父親に会
> い、
> 「会館の管理人として、一生、いや孫子の代まで衣食住の面倒を見るから」
> と口説いたのである。
> そうした経済的条件に加えて、
> 「池田先生は現代の仏様である。仏様にお仕えすれば最大の功徳がある。そむけば罰
> をうけることになる」
> と暗に恫喝さえしたのである。
「池田大作のごときエロ爺が仏のわけあるか」と言いたくなる話だが、『人間革命』等
を通じて洗脳され、池田を生き仏のように崇めている創価学会員に対しては、引用中の北
条氏の説得は効果を発揮し、宮本京子氏は学会本部に採用され、第一庶務に所属して池田
に奉仕することになった。
その後、池田は宮本京子氏に飽きたのか、彼女を側近の一人だった上田雅一氏に、妻と
して下げ渡した(上田氏は学会本部の「特別書籍」に所属し、池田の講演原稿や書籍を代
筆するゴーストライターの一人だった)。
ところが、結婚して上田京子になった後も、池田は彼女に身辺の世話をさせ続けた。他
の女の口紅がついた池田のパンツを洗濯させられること等について、京子氏は夫に不満を
述べ、上田雅一氏もさすがに耐えかねたのか、他の職員に池田への恨みを話したので、こ
の件は本部職員のほとんどが知るところとなったという。
池田大作のお気に入りだった女性の中から、もう一人とりあげる。
大島節子氏(旧姓高橋)は、その派手な振る舞いから、往時、創価学会内部で「熱海研
修所の女王」と呼ばれた女性である。
創価学会の熱海研修所は、事実上、池田の別荘となっている施設であり、節子氏は池田
に見初められて両親ぐるみで、その管理人として採用された。
池田大作は一時、節子氏にぞっこんとなり、熱海研修所の豪華専用施設に入りびたりに
なったという。
上述の上田京子氏は大人しい女性だったようだが、大島節子氏は池田大作との関係を誇
示し、池田からのプレゼントを他の女性学会員に見せびらかしたりした。
また、彼女の父親も「娘に仏様の手がついた」と、周囲に自慢した。
やがて、「熱海研修所の女王」の存在は雑誌記者等の耳にも入り、望遠レンズを持った
カメラマンが熱海研修所の近辺に張り込むようになり、創価学会としてもスキャンダルの
発覚を防ぐために動かざるを得なくなった。
このとき対応したのは、池田大作が大蔵商事(高利貸し)の営業部長だった頃からの腹
心、中西治雄氏である。中西氏は、聖教新聞記者だった大島光明氏を、節子氏と結婚させ
た上で栃木に赴任させ、事態の収拾を図った。
ところが、しばらくたってほとぼりがさめると、人妻となったはずの大島節子氏は、池
田の指示で再び熱海研修所に呼び戻され、元の状態に戻ってしまった。これには中西氏も、
「何のために苦労したのかわからない」とボヤいていたという。
池田大作の〝お手つき〟を妻とした上田雅一氏・大島光明氏は、忠誠心が認められたの
か、異例の速さで出世し、若くして副会長に抜擢された。
だが、一人の男としては、内心忸怩たるものもあったのではないだろうか。
藤原行正氏は、先に引用した手記に次のように続けている。
> このように、気に入った女性に目をつけると、家族ぐるみ創価学会職員としてかか
> えこみ、第一庶務や女子部幹部にとり立てる。そして多少あきてくると側近幹部に下
> げわたし、それでも気がむけば呼びつけて、身辺の世話をさせる。その夫は議員にし
> たり、幹部にして取り立てる、というのが池田のやり方なのである。
> もちろん中には、妊娠させた果てに、堕胎させた例もある。何代か前の女子部長が
> そうである。また、自分の子を側近幹部の子として育てさせている例もある。こうし
> た形の他にも、幹部の妻に手をつけるということも少なくない。
> 池田にとって男女関係は欲望を充たすことであると同時に、側近の忠誠心を試した
> り、プライドをへし折って自分に従わせるための手段なのである。
> 一方で女性会員の中には、池田崇拝が高じて、池田と握手すればその手を洗わない
> とか、池田が死んだら自分の命もないんだと思い込んでいるひとも、実際にいるので
> ある。
創価学会には、信心の目的を示すものとして「永遠の五指針」というものがある。その
第一は「一家和楽の信心」とされている。
しかし、池田大作のお下がりを妻とすることを強要されたり、あるいは妻を池田への性
接待のために差し出さざるを得なかった男性学会員にとって、「一家和楽の信心」という
言葉には虚しい響きしかないだろう。
池田に逆らえば、地位や収入を失うことになりかねない、「仏敵」認定されてどんな仕
打ちをうけるかわからないことから、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んだのではある
まいか。
脱会した元学会員の中には、池田の女漁りの醜悪さを見て幻滅した者も多いという。元
教学部長で側近でもあった原島嵩氏のように、「生理的嫌悪を感じる」と、池田本人に面
罵して去った人までいる。
上述したような実態は、過去数十年にわたって週刊誌等が取り上げてきたのだが、ほと
んどの学会員は「そんな話は全部デマ」と思い込み、現在もなお、池田大作を「永遠の師
匠」「末法の御本仏」として崇拝しつづけている。
現代社会ではインターネットが普及し、様々な情報が入手しやすくなった。学会員の皆
さんも、もうそろそろ洗脳から解放されて、聖教新聞等の創価学会メディアが報じてきた
池田大作の姿は虚像に過ぎないと、気づいてもよいのではないだろうか。
もっとも「娘に仏様の手がついた」とのたまうような連中に、何を言っても無駄なのか
もしれないが……。
追記
池田大作の女漁りに関する逸話の中で、もっともおぞましいものについては、当ブログ
で以前取り上げている。関心のある方は以下もご覧いただきたい。
池田城久の死