2018年10月14日日曜日

創価批判コピペ集‐⑥(「創価学会の『財務』」他)

創価学会の「財務」

創価学会は様々な名目で信者から金を集めているが、特に金額が大きいのが年末に実施
される「財務」である。その総額は毎年一千億円~二千億円以上に及ぶとの推定もある。

その金額は一口一万円からで上限はない。十万円以上の財務を「二ケタ」、百万円以上
を「三ケタ」、千万円以上を「四ケタ」と言い、高額ほど功徳も大きいとされている。

財務に向けては決起集会が開かれ、地元の幹部が「財務をすると倍になって福をもたら
す」「財務の金額が少ないと罰を受ける」などと煽り、高額財務をするように仕向ける。
一方、本部に勤務する職業幹部の財務は、二万円程度でいいという慣例になっている。

本部職員が少額の財務でいいのは、「池田先生の近くにいる福運」だと説明されている。
多くの末端学会員は「財務が福をもたらす」と信じて大金を供出し続け、疲弊している。

※ 末端信者から搾取した金から職業幹部が高給を得る、これが創価学会の実態である。



創価学会の特権階級

創価学会の本部には約3000人強の専従職員が在職している。公明党や民主音楽協会等
の関連団体を含めると、約5000人の職員が創価学会から給与を得てメシを食っている。

かつての本部職員は薄給だったが、それに耐えかねてマスコミに内部情報をリークする
者が相次いだこともあり、次第に改善されて現在では一流企業並みになっているという。

中でも約三百人いる副会長になると、その年収は少なくて一千万円、主任副会長などの
上席の者になるとその数倍にもなる。本部職員の総人件費は、年間数百億円にも達する。

創価学会員の中には、生活保護受給者など貧しい者も少なくないが、そうした会員であ
っても聖教新聞を何部もとり、「財務」と称するお布施を無理してすることはままある。

経済的に苦しい者が少なくない末端学会員たちが供出した新聞購読料や財務から、高給
を受け取る創価学会の本部職員は、貴族的な特権階級といっても過言ではないだろう。



解説

 創価学会員にとっては毎年恒例となっている年末の金集め、それが「財務」である。上
記の財務に向けた決起集会とは、正しくは「広布部員会」という。

 広布部員とは財務納金する学会員のことであるが、だいぶ前から、ほとんどすべての学
会員が広布部員になるようになっている(もっとも入信一年目は、財務は免除されるらし
い)。

 広布部員になった学会員は、財務の目標金額を各地域の幹部に報告させられる。例えば
「今年はボーナスから20万円を財務します」といった具合である。

 しかし、勤務先の経営状況が悪く、あてにしていたボーナスが大幅に減額されたり、出
なかったりすることもある。かつての創価学会では、それでも財務が免除になることはな
かった。

 そのような場合、たいていの地域幹部は当該学会員に対して、サラ金等から借金してで
も目標額どおり納金するよう指導していたという。

 最近の財務の取り立ては、かつてほどではないらしいが、それでも生活保護受給者にも
財務をさせることは多いそうである。その背景には、地域レベルの幹部に多い年金生活者
よりも、生活保護受給世帯の方が経済的余力があることがままあるからであろう。

 創価学会の熱心な活動家の中には、「財務をすれば何倍にもなって福をもたらす。金を
ケチると仏罰を受ける」という幹部の指導を信じ、老後の生活設計のことなど何も考えず、
まともな経済感覚の持ち主であれば貯蓄に回す資金を、すべて財務などの創価学会への寄
付につぎ込んでしまった者も少なくない。

 自分の頭で先々のことを考えず、カルトの言いなりなってきたことが苦境を招いたのだ
から自業自得の面もあるが、騙されやすい人々をマインドコントロールしてきた池田大作
をはじめとする幹部たちの悪辣さは、許しがたいものがある。

 愚昧な末端信者を搾取してきた職業幹部は、少しはその罪深さを自覚するべきだが、高
給を受け取る本部職員たちの多くは、自分たちが厚遇を受けられるのは「信心による福運」
と言って憚らないらしい。カルトの構成員というのは、上から下まで度し難い連中という
ほかない。 

 「創価学会の特権階級」で述べた本部職員の中でも特に恵まれている、副会長等の上位
役職者の「年収は少なくて一千万円」という記述は、『システムとしての創価学会=公明
党』(古川利明著)によったものだが、この本の初版は平成11年(1999年)で、やや古い
情報であることは否めない。

 近年の創価学会本部では、副会長等の役職者でなくとも40代で年収一千万円に届くらし
い。『週刊東洋経済』(9月1日号)の特集記事「宗教 カネと権力」から、本部職員の実
情について言及した箇所を引用する。


>  そして彼らは好待遇だ。前出報告書は平均標準報酬月額を男性で46万9020円(賞与
> は不明)としているが、元本部職員は「40代後半で大抵、年収1000万円を超える」と
> 打ち明ける。退職後の保障も手厚い。

 ※ 「前出報告書」とは、創価学会の本部職員が加入する創聖健康保険組合の2016年度
  事業報告書。


 創価学会の本部職員は、給与所得者の中でも恵まれた部類に入るのは間違いないだろう。
そして彼らが享受している厚遇が、末端学会員が供出した財務や広布基金、聖教新聞の購
読料によっていることもまた、間違いのない事実である。